前回に引き続き今回はスクワットのフォームを見ていきます。
スクワットはとにかく腰が曲がらないようにすることが大事。
上図は腰が真っ直ぐですが、下図は腰が曲がっています。
この違いはなにかというと、骨盤から曲がっているか、腰から曲がっているかの違いなのです。
骨盤から曲がっていない状態で深くしゃがもうとすると重心が後ろに寄るため後ろに倒れます。これを防ぐためには腰を曲げて重心を前に持ってくるしかなくなります。
こうなると腰が大ダメージを負います。
これを防ぐため骨盤から曲げます。
左図は骨盤(青矢印)から曲がっていて腰がまっすぐです(赤矢印)
右図では骨盤(青矢印)が立っていて腰が曲がっている(赤矢印)のが分かると思います。
左右をみると左の方は右に比べてお尻が突き出ています。これが骨盤を倒すポイントです。
よく言われている
「スクワットはお尻を突き出せ」
というのはこれのことです。
ですがロウバー(肩甲骨あたりで担ぐスクワット)なら問題ないのですが図のようなハイバー(僧帽筋上部で担ぐスクワット)ではあまり露骨にお尻を突き出すと体が前傾しすぎて前のめりになりすぎます。
ハイバーの場合はお尻を突き出すことを意識しすぎないようにしましょう。