パワーラックにはセーフティバーやバーベルを乗せるラックを挿すための穴がたくさんあいています。
この穴が案外目視では何段目に挿さっているのか、もう片方のバーと高さを合わせるには何段目に挿せば良いのか、がわかりにくかったりしますので、今回は視認性を向上させるため、この穴に数字を振りたいのでカッティングシートでDIYします。
まずは切りやすそうなフォントの数字を用意します。ポイントはカーブが少ないこと。定規があれば直線は余裕ですがカーブは厳しいので。
今回はこれでいきます。かなり先は長くなるのでまずは偶数だけで造り、後ほど奇数も造り、順次貼っていくことにします。
数列を一列切り取り、カッティングシートに糊で貼り付けます。カットした後で剥がすのであまり付けすぎると剥がしにくくなりますが、途中で剥がれるとアウトなので注意しましょう。
余分なカッティングシートを切り離し、裏側にマスキングテープを貼ります。これはこの後数字を切り抜く際にカッティングシートの台紙まで切り抜いてしまわないようにするための補強になります。
ここからは地道に切り抜いていきます。ここのポイントは切り抜く対象の中心にある部品から切り抜くことです。外側を先に切ると場合によってはその内側がまるごとポロッといってしまいますので内側から切っていくように心がけましょう。
精神が疲弊する前に休憩を入れていきましょう。気を確かに。
剥がす際にきちんと切れていなかった部分があると非常に厄介なのでしっかり切りましょう。切っていくと小さい破片が大量に出るのでマスキングテープを裏返しに貼っておき、そこにくっつけていくと散らばらずに作業ができます。
切り終わったら紙と、カッティングシートの数字以外の部分を剥がします。ここが一番慎重を要する場面です。雑にいくと小さい部品が容赦なく剥がれていきます。落ち着いていきましょう。
完成
今度はこれをパワーラックに貼っていきます。
貼る部分をしっかり拭いて埃や油を取り除きましょう。
カッティングシートからマスキングテープで数字を剥がし取ります。
そして目的の場所に転写します。
カッティングシートがマスキングテープに付いてこないようにゆっくり剥がします。
完成!……
これをあと3回繰り返し、更に奇数でもう一周したら本当のゴールです。
あ、あともう一台パワーラックがあるんだった…
さらにもう一周追加。
軽く死ねますね。
頑張ります(T_T)